キラキラする画像
Tiara
ティアラ(Tiara)
画像のティアラは、その優美な曲線とモチーフから、「ガーランド・スタイル」(Garland Style)を現代的にアレンジしたタイプと言えます。
このスタイルの特徴は、18世紀のフランス宮廷で愛された花飾りのデザインを、20世紀初頭(エドワード朝時代やベル・エポック期)にカルティエなどが再解釈して完成させたものです。

画像のティアラのポイント
植物モチーフの曲線:中央に向かって伸びる、花や葉を模した複雑で柔らかな蔓(つる)のスクロールワーク(渦巻き模様)は、まさにガーランド(花綱)のようです。

繊細な透かし彫り:非常に細かく、ダイヤモンドがちりばめられた貴金属(多くはプラチナやホワイトゴールド)のフレームは、このスタイルの特徴である「レースのような繊細さ」を表現しています。

中央の強調:ガーランド・スタイルの中でも、中央に最も大きな宝石を配して頂点を作り、左右対称の安定感を持たせるデザインは非常に一般的です。このティアラでは、中央の大きなペアシェイプ(涙型)のダイヤモンドが、ガーランドのモチーフによって守られるように配置されています。

カラー・ジェムストーンの活用:伝統的なガーランド・スタイルはオール・ダイヤモンドが多いですが、このティアラは、中央のメイン・ストーン以外に、ピンクダイヤモンドやタンザナイト(またはアメシスト)、ブルーサファイアといったパステルカラーの宝石を巧みに取り入れ、より華やかで現代的な、あるいはアール・ヌーヴォーの要素も少し感じられる仕上がりになっています。

総じて、王道の古典的なエレガンス(ガーランド・スタイル)を継承しつつ、カラフルな宝石使いでモダンな華やかさを加えた芸術的な作品です。
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